知歯周囲炎
【読み方】ちししゅういえん
知歯周囲炎とは、知歯の周りの歯茎が細菌に感染し、炎症を起こして腫れている状態の事です。
高熱を伴ったり、頬や喉の方にまで膿が溜まるケースもあり、炎症している部分を洗浄するか、歯茎を切開して膿を取り除く処置を行います。
炎症が進行すると、顎下のリンパ腺や扁桃腺が腫れあがり、呼吸困難を伴う口腔底峰窩織炎や細菌が全身にまわる敗血症などの病気を起こす可能性もあります。
炎症は何度も繰り返して起こる事から、抗生剤を服用して炎症を抑えてから抜歯する事になります。