「え」の歯科用語一覧

「え」の歯科用語一覧

  • エアーアブレーション

    【読み方】えあーあぶれーしょん

    エアーアブレーションとは、人体に無害な非常に細かい粒子を歯に吹き付けて、お口の中の汚れを落としたり、初期のむし歯を削ったりすることができる治療機器のことです。

    従来の歯を削る治療機器であるドリルと比較すると、「キュイーン」といった歯科治療独特の音や振動がなく、痛みも感じにくいのが特徴です。

  • 永久歯

    【読み方】えいきゅうし

    永久歯とは平均して6歳から9歳の間にかけて乳歯の抜けた部分に生える大人の歯です。
    永久歯は乳歯の歯根を吸収して発生するので乳歯は自然と抜け落ちます。

    永久歯の本数は上下合わせて28本でそれぞれ切歯、犬歯などに呼び分けられています。

    乳歯は虫歯などの原因で抜歯したとしても永久歯が生えますが、永久歯は抜けると生えてこないので、入れ歯、差し歯が必要になります。その為インプラントは第二の永久歯とも言われています。

    関連用語
  • エキスカベーター

    【読み方】えきすかべーたー

    エキスカベーターとは、軟化象牙質(虫歯で柔らかくなった象牙質)の除去や、虫歯を除去した穴に仮詰めをした充填物や薬を取り出したりするときに使用される歯科器具のことです。

    歯科においては、「エキスカ」と略して呼ばれることが多いようです。

    電動の器具と違い健全な歯を傷つけてしまう心配が無いので、精密な除去作業に向いています。

    取っ手の両端にかぎ針のような細い先端がついている形状が一般的で、先端は真っすぐのものとスプーンのようになっているものがあります。先がスプーンのようになっているものは、「スプーンエキスカベーター」とも呼ばれています。

    根管治療に使用するものは、先端の長い特殊な形状になっており、目的に応じて細さや形状が使い分けられています。

  • エキスト

    【読み方】えきすと

    エキストとは、歯を抜く「抜歯」のことで、英語のextraction の略です。

    抜歯とは、歯槽(しそう)という顎骨の穴の中にはまり込んでいる歯を外に引き出す処置です。

    通常は局所麻酔で行われますが、状態によっては静脈内麻酔や全身麻酔が使われることもあり、簡単に短時間で終わるものから、本格的な術式をともなう時間のかかるものまで様々です。

    基本的な抜歯方法は、初めに歯肉刀で歯と骨をつなぐ環状靭帯(かんじょうじんたい)を切離し、エレベーターと呼ばれる器具を歯の根元に差し込んで脱臼させ、ペンチのような抜歯鉗子で抜き取ります。歯や周辺組織の状態に応じて、歯や骨を切断したり、後に別の処置が必要になる場合もあります。

  • エキストリュージョン

    【読み方】えきすとりゅーじょん

    エキストリュージョンとは、歯が歯槽骨から浮き上がってしまった状態のことです。見た目では、歯が伸びているように見えます。歯の挺出(ていしゅつ)ともいいます。

    咬み合わせる対合歯が失われたり、歯がすり減って高さが失われたことによって歯が移動して伸びてしまった場合などに、歯はどんどん挺出します。

    また、歯科治療をする上で意図的に歯を歯槽から浮かすことなどもエキストリュージョン(歯根廷出)と呼ばれています。エクストルージョンは全ての歯科医院で行われているわけではなく、保険適用外です。

    よって、治療費は歯科医院によって大きく異なります。歯を挺出してから骨が出来るまで時間がかかりますので、治療期間は1ヶ月以上かかる場合が多いようです。

    意図的に行った場合を除き、挺出の状態を放置すると歯髄や歯周に炎症がおきやすくなり、歯槽骨の吸収が進んで歯が抜け落ちてしまう場合もあるので、適切な処置が必要となります。

  • エステニア

    【読み方】えすてにあ

    エステニアとはハイブリットセラミックスの一種で、最もフィラーを高密度に含有しておりセラミックに近い物性を持っています。

    エステニアの特徴は見た目が天然の歯に近く、金属と比べ天然歯となじみやすいです。
    見た目の違和感を感じる事はほとんどありません。

    素材の強度もしっかりしていますので奥歯の様に大きな負荷のかかる部位でも十分に耐える事ができ、さらに修復後も変色や擦り減りが少なく長期間使用する事ができます。

  • エッジワイズ法

    【読み方】えっじわいず

    エッジワイズ法とは歯の矯正治療法の中のマルチブラケット法の一つです。

    アングルによって1928年から1929年にかけて発表された装置がエッジワイズ法の基礎だと言われています。

    エッジワイズ法は専用のブラケットを使い理想的な歯列形態に曲げられたワイヤーで歯列を理想的な配置にする方法です。
    アングルは1930年に他界しましたが、現代多数の変法に枝分かれし、Tweed法やストレートワイヤー法など様々な形で発展し続けています。

    関連用語
  • エナメル質生検法

    【読み方】えなめるしつせいけんほう

    エナメル質生検法とは、歯の表面を保護する最も硬い部分であるエナメル質をサンプルとして、テストを行い、虫歯に対しての抵抗性をはかる検査法です。
    ちなみにエナメル質は身体の中で最も硬い組織とされています。

    虫歯の危険度を診断するテストのう蝕活動試験の一つとされています。
    主に唾液中の細菌の数を調べたり、プラークの中の細菌が作り出す酸の量を調べる事で虫歯の危険度を診断します。

    関連用語
  • エムドゲイン

    【読み方】えむどげいん

    エムドゲインとはスウェーデンのビオラ社で取り扱っているエナメルマトリックス蛋白の事です。

    エナメルマトリックス蛋白とは、歯の素となる組織の一部の事で、この組織の一部を培養し作ったものがエムドゲインとなります。

    エムドゲインの使用方法は歯周病によって失われた歯槽骨の再生です。
    ただ、全ての歯槽骨を再生できる訳ではなく、Complicate分類中の垂直性骨欠損にのみ効果があります。しかも全てのケースで安定した結果を出す事は現在も出来ていません。
    再生療法の中でも不安定な治療方法と言えるでしょう。

    関連用語
  • 緑上・縁下

    【読み方】えんじょう・えんげ

    縁上とは歯茎よりも上の部位を指し、緑下は歯茎よりも下の部分を指します。
    また、縁下と言う言葉で歯肉緑下カリエスを指す場合もあります。

    カリエスとは虫歯の事で緑下カリエスとは歯肉緑の下まで広がった虫歯の事です。
    つまり歯茎の中まで虫歯になってしまっている状態です。歯槽骨まで虫歯の進行が達してしまった場合は抜歯も考えられます。

    関連用語
  • 遠心

    【読み方】えんしん

    遠心とは、歯の奥側のこと。

    歯の一番真ん中の前歯、つまり中切歯から遠ざかる方向のこと。 逆に中切歯に近付く方向は近心という。

  • エンドドンティクス

    【読み方】えんどどんてぃくす

    エンドドンティクスとは、歯の保存を目的として、歯の硬組織、歯髄、根尖周辺に関わる歯科疾患の診断法、予防法、治療法を研究する歯内療法学という臨床歯科医学のことです。

    またそれに基づいて行われる実際の歯内療法のことを指す場合もあります。

    歯内療法学は、歯科保存学の一分野です。

    できる限り歯を保存することを重視して治療を行い、通常の治療で治癒が難しい場合は、外科的処置も併用します。

    一般的な歯の硬組織や歯髄、根の治療に加え、事故で破損した歯の修復、変色歯の漂白など、歯の保存を前提とした幅広い治療が歯内療法には含まれます。

  • エンド法

    【読み方】えんどほう

    エンド法とはエンド治療(Endodontic treatment)の事で歯内療法とも言います。
    歯髄(歯中の神経、血管などの組織の事)治療全般を指しています。

    デンタルCT、NiTiファイル、マイクロスコープなどを使用します。
    現在では海外から取り寄せた器具や薬液の使用、歯科療法学会で発表された療法の採用など最先端の技術を取り入れレベルの高いエンド治療が国内にも広まっています。

  • エレベーター

    【読み方】えれべーたー

    エレベーターとは、抜歯時に歯と歯肉の間に差し、捻りを加えて歯を抜きやすくするために使用する歯科専用の医療器具の事です。

    抜歯の際はかんしと併用されます。