「は」の歯科用語一覧

「は」の歯科用語一覧

  • バイオセラミックス

    【読み方】ばいおせらみっくす

    バイオセラミックスとは、人工の骨、歯根などに使用されるセラミックスの事で、異物反応がなく非常に丈夫で加工しやすいのが特徴です。

    100パーセント純正のセラミックスでかつ、現在の歯科が扱う素材の中で最も自然歯に近いと言われています。

    金属アレルギーや環境ホルモンに関する問題が起こる可能性もほとんどなく、治療にかかる金額は比較的高いものの、完成度と照らし合わせると納得いく範囲ではないでしょうか。

  • バイオフィルム

    【読み方】ばいおふぃるむ

    バイオフィルムとは本来歯科医学や医療関係の言葉ではなく、細菌研究の分野から生まれた言葉で、固いものの表面に細菌が層をなして蓄積したもので、ぬめりを伴います。

    口内に付着したバイオフィルムはブラッシングでは全て取り除く事が出来ませんし、歯ブラシでは磨く事にできない部位に付着している事もあります。
    確実に除去する為には歯科で歯のクリーニングを受ける以外にないでしょう。

  • バイオメタル

    【読み方】ばいおめたる

    バイオメタルとは、金、白金をベースに作られた有害金属を含まない歯科金属の事です。
    従来の歯の詰め物にも水銀や鉛を含んでいるものがあります。

    これらの金属は周りの歯肉を黒ずませるだけでなく、身体の様々な不調の原因になっています(肌荒れや肥満、さらにガンの原因にもなります)。それらを解消する為にバイオメタルは開発されました。

    金属アレルギーの心配もなく、身体に悪影響を与える要素を含んでいません。

  • バイオロジカルウィズ

    【読み方】ばいおろじかるうぃず

    バイオロジカルウィズとは、歯の付け根と歯肉とのバランスの事です。

    近年海外ではバイオロジカルウィズの概念が提唱されています。これは顎骨レベルを積極的に保存する事が長期的にみて良い結果に繋がるという考え方です。

    関連用語
  • バイト

    【読み方】ばいと

    バイトとは、歯の高低の事です。

    バイトが関係する症状で一般的なものにオープンバイト、オーバーバイトなどがあります。

  • ハイドロキシアパタイト

    【読み方】はいどろきしあぱたいと

    ハイドロキシアパタイトとは、歯や骨を構成している成分の一つで、歯の主な構成成分でカルシウム(Ca)とリン(P)からなる結晶体のことです。この結晶が安定して大きいほど硬く、う蝕などに対して抵抗性が強いことになります。

    ハイドロキシアパタイトの組成Ca10(PO4)6(OH)2となり、結晶表面に位置しているアルカリ基(OH-)がフッ素(F)と置換した「フルオロアパタイト Ca10(PO4)6F2」は、ハイドロキシアパタイトより結晶性が高く、う蝕にも抵抗性が高い。

    ハイドロキシアパタイトは歯と同様の硬さであるため、ハイドロキシアパタイトが含まれている歯磨き粉は、歯磨きをする時に歯の表面を傷つける危険性は低く、歯に優しい歯磨き粉です。

  • バイトワックス

    【読み方】ばいとわっくす

    バイトワックスとは、歯の噛みあわせを調べるための歯科用品で赤い板状になっており、患者にバイトワックスを噛んで噛み合わせを記録します。

    関連用語
  • ハイブリッドセラミックス

    【読み方】はいぶりっどせらみっくす

    ハイブリットセラミックスとは、セラミックスと硬度プラスチックを混合させたセラミックス素材で費用を安く抑えながら審美性を高めた素材です。

    純正のセラミックスより自然感という点では若干劣るものの従来の詰め物や被せ者と比べると見た目、性能共に高く奥歯のような目立たない歯ならハイブリットセラミックスでも十分満足いく審美性が得られます。

    オールセラミックスが1本8万円前後するのに対しハイブリットセラミックスはその2分の1の4万円(被せるタイプ)で入れる事ができます。

  • 歯型

    【読み方】はがた

    歯型とは、歯で噛んだ後に残る形の事です。

    歯科においての歯型は治療に大きな役割を持ちます。粘土状の素材を使い(口に入れると2~3分で固まるもの)歯型をとります。この素材は寒天とアルジネートを混合させて作ります。また、素材の値段も安く、正確に歯型がとれる事から現在でもほとんどの歯科医院で使われています。

    歯型取りは通常数分で終わるものですが、より精密な歯型が必要な場合個歯トレー印象法という方法を使う場合があり、これには1時間程度かかります。

  • 歯ぎしり

    【読み方】はぎしり

    歯ぎしりとは上顎と下顎の歯を左右にギリギリと擦り動かす事で軋音を発生させます。
    主に睡眠中に歯軋りをする事が多く、睡眠の妨げになるのはもちろん歯や顎の関節にダメージを与え少しずつ破壊していきます。

    磨耗した歯が割れる、折れる、などのトラブルが発生する他、知覚過敏の原因にもなります。こうした症状は歯の磨耗が進行し、接触面積がある一定以上になったときに起こります。

    関連用語
  • バキューム

    【読み方】ばきゅーむ

    歯科においてのバキュームとは、口腔内にたまった唾液や歯、治療の際に使用した金属のカスを吸引するための医療器具の事を指します。

    近年口腔内バキュームという医療器具が普及しています。
    これは、歯や義歯を削る際に発生する霧状の浮遊物を吸い取る装置で、歯科医院内の空気浄化に大きな効果を与えます。
    ただ、普及においてのネックは値段で口腔内バキューム導入には100万円を越える投資が必要となります。

  • 白板症

    【読み方】はくばんしょう

    白板症とは、「ロイコプラキア」とも呼ばれ、白いカビのようなモノが舌にできる病気です。

    白板症の原因は、喫煙、過度なブラッシングによる擦過(さっか)刺激、合わなくなった不良補綴物(ほてつぶつ)・充填物(じゅうてんぶつ)、う蝕(むし歯)などの長期刺激があげられます。

  • 破折線

    【読み方】はせつせん

    破折線とは外傷など、歯に強い力がかかった時に折れる、割れるなどのトラブルが起こり、その際に歯に入る線(ヒビ)の事です。

    破折線によるトラブルの代表格は歯根破折などです。

    歯根破折とは歯根部分が外傷などによって傷つき線が入る事です。
    線が横割れの場合は整復固定する事が可能で、時間がたつにつれて自然と接着し、また健康な状態に回復する事があります。歯根にヒビが入ったからといってすぐに抜歯しないようにしましょう。

  • 抜髄

    【読み方】ばつずい

    抜髄とは、う蝕、外傷等によって生じた細菌感染が根部歯髄まで波及し、不可逆的な全部性歯髓炎に陥った場合に行う、歯牙の内部に存在する歯髄を取り去る行為のことです。

    歯髄の感染や炎症の波及の予防を目的として便宜的に歯髄が全部除去されることもある。

  • 斑状歯

    【読み方】はんじょうし

    斑状歯とは、正しい呼称は慢性歯牙フッ素中毒症と言い、長期のあいだフッ素を過剰に摂取した場合に、歯冠部の白濁などの症状があらわれる発育不全症です。

    症状は歯の表面に斑状のシミがあらわれ、さらに黄色、もしくは褐色のシミがあらわれます。
    この症状が進行すれば歯の表面全体に広がります。

    斑状歯は乳歯に見られる事がほとんどなく永久歯に限定された症状です。永久歯が生えてから14歳前後までに現れます。

    関連用語
  • 反対咬合

    【読み方】はんたいこうごう

    反対咬合とは、下顎の歯が上顎の歯よりも外側に出ている状態の事で「受け口」とも呼ばれる事があります。

    理想的なかみ合わせは上の歯が下の歯よりも僅かに外側にある状態です。遺伝的な要因のほかにも舌を出す癖などが原因となって反対咬合が起こる場合もあります。

    歯の生える角度によって起こる場合と、下顎が長く突き出していて起こる場合とがあり、後者は歯列矯正ではなくフェイシャルマスクなどの装置を使う必要があります。

  • 抜糸

    【読み方】ばついと

    抜糸とは、縫合した後、縫合糸を取り除く処置の事を抜糸と言います。

    一般的な読み方、歯科以外の医学では「ばっし」と呼びますが、歯科では「ばついと」と呼びます。
    これは抜歯と混同するのを防ぐ為で歯科専用の読み方です。

    縫合した後は絶対に抜歯しないといけない、と言う訳ではなく、縫合糸の中には吸収性の素材を使ったものもあり、縫合後一定期間が過ぎた段階で自然と溶けてなくなるものもあります。