インプラント
【読み方】いんぷらんと
インプラントとは、歯を失ってしまった箇所の顎の骨に、ネジのような人工歯根(フィクスチャー)を埋め込んで、その上に人工歯を取り付ける治療法です。英語で「埋め込む」という意味を持った言葉です。
フィクスチャーは、身体に馴染み易く安全性が高い、そして骨と結合するという特徴を持つ純チタンやチタン合金が使用されています。
インプラントはおおむね以下の3つの構造に分かれています。
- フィクスチャー(歯根部)
顎の骨に打ち込む、ネジのようなチタン製の歯根 - アバットメント(支台部)
フィクスチャーの上に取りつけられる部分。通常は、チタンかチタン合金製ですが、審美性に優れたセラミック製のものもあります。 - 上部構造補綴物(人工歯)
上部構造補綴物は、白い素材が主となります。白い歯の素材としては、内側に金属の裏打ちのあるメタルボンドと、セラミックだけでできているオールセラミックスなどがあります。
インプラント治療は非常に高度な技術が必要の為、しっかりとした経験や知識を持った歯科医に施術をしてもらうことが重要です。