ゴールデンプロポーション(ごーるでんぷろぽーしょん)

ゴールデンプロポーション

【読み方】ごーるでんぷろぽーしょん

ゴールデンプロポーションとは、様々な人の顔を学者達が計測・分析して導き出された、顔のパーツの理想的な配置バランスのことです。

美の基準は人によって違うため、審美に関わる業界では便宜上、客観的に見て多くの人が「美しい」と感じる平均値を一応設定しておく必要があります。

歯科においては、主に口元、顎、歯の大きさや並びの歪みを正す外科治療や矯正治療、審美歯科の分野で、治療の基準として用いられることがあります。「黄金分割」とも呼ばれ、歯や歯並びのもっとも美しく、かつバランスが取れた比率は「1.618:1」とされています。

しかし実際には、治療で目指すべき結果は個人個人で大きく異なり、体質や機能性との折り合いもあるため、あくまでも単なる基準にしかすぎません。

その人にとって一番ふさわしいとされるバランスは、歯科医と患者さん本人の話し合いによって決められます。

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