クワドヘリックス
【読み方】くわどへりっくす
クワドヘリックスとは、上顎の歯列のアーチ(歯列弓)を内側から広げるために使う矯正ワイヤー装置のことです。
アルファベットの「W」のように曲げられている金属製のワイヤーを、バンドで左右の奥歯に固定して使います。歯列の内側にはめる装置なので外からは見えません。
ワイヤーが「W」型になっているため、歯列の内側から外側に向かってバネの力が働き、歯列を少しずつ押し広げることができます。
装置の中に丸くなっている部分があり、それを「ヘリックス」とよびます。
ヘリックスが4つ(クワド)あるものを「クワドへリックス」、3つの場合は「トリへリックス」、2つの場合は「バイへリックス」といいます。