肉芽組織(にくがそしき)

肉芽組織

【読み方】にくがそしき

肉芽組織とは、身体の組織に損傷がおこったとき、その部分を修復するために増殖する新生組織です。

医学では習慣的に「にくげそしき」とよぶことが多いようです。

皮膚の損傷の場合は、傷の表面に「肉が上がってくる」と表現される鮮紅色の軟らかい組織が新生されます。この新生された組織が肉芽組織です。

これは、豊富な毛細血管が主体となり、線維芽細胞やコラーゲンやムコ多糖類をなどによってできており、免疫反応により損傷部に集まった血小板やマクロファージ(白血球の1種)から分泌されたサイトカインというタンパク質の刺激によって、組織を結合する物質に置き換わり、損傷の修復を助けます。

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