「お」の歯科用語一覧

「お」の歯科用語一覧

  • オステオトーム

    【読み方】おすておとーむ

    オステオトームとは、骨を押し広げて空間を確保するために使われる円錐状の骨槌打用器具です。

    取っ手の先に細い金属の棒がついたのみのような形状で、取っ手のはしを小さな金づちで叩きながら少しずつ骨を圧していきます。

    棒の部分が直線のものと曲がっているものがあり、様々な太さがあります。骨を持ち上げるためのコンケイブと、軟らかい骨を押し広げていくコンベックスという種類があり、基本的にはそれを交互に使用します。

    歯科インプラント手術の際に、骨が薄かったりドリルが使えない軟らかい骨の部位だったりした場合、オステオトームによって骨の面積を押し広げることにより、手術が可能となることがあります。

    そのようなインプラント術をソケットリフトといいますが、オステオトームを使用するため「オステオトーム・テクニック」と呼ばれることがあります。

  • オーソドンティックス

    【読み方】おーそどんてぃっくす

    オーソドンティックスとは、矯正のことまたは歯科医学の一分野である歯科矯正学のことです。

    歯科矯正学は、歯、歯周組織、顎(あご)、顔面の正常な発育や成長について研究し、不正な状態を予防・改善することを目的としています。不正な咬み合わせ、顎の位置関係の異常など、顎や口腔に関わる部位の正しい機能や顔貌を妨げる要素の発生を防ぎ、また改善をするための具体的な技術も合わせて研究されます。

    それらを実際の臨床に役立てたものを総称して「矯正治療」といいます。また、歯列矯正医のことを「オーソドンティスト」といいます。

  • オッセオインテグレーション

    【読み方】おっせおいんてぐれーしょん

    オッセオインテグレーションとは、光学顕微鏡レベルで骨組織がインプラント体を直接支持する所見の定義を指します。

    オッセオは直訳すると「骨の」、インテグレーションは「統合」つまり骨の結合に重点をおいており、簡潔に言うとチタンと骨が強く結合する現象から名づけられました。

    このオッセオインテグレーションに用いられたチタンの優位性が発見された事によりインプラント治療は従来から飛躍的に進歩し、全く新しい形のインプラントが生まれたと言われています。
    インプラント治療の発展に最も大きく関わった定義の一つと言えるでしょう。

  • オーバーデンチャー

    【読み方】おーばでんちゃー

    オーバーデンチャーとは、自身の歯根もしくは顎骨に埋めたインプラントの支台を覆う形態の義歯(入れ歯)です。

    粘膜状に床が置かれる形態の一般的な義歯に比べ、歯根やインプラント支台の支える力が働くので、ズレが少なく安定し、食べ物を咬む感覚も得やすいという利点があります。

    その反面、インプラントを埋め入れる外科手術が必要となるため、費用と身体への負担が増えます。また、噛む力が大きくなるため、総入れ歯が割れたり、すり減ったりしやすくなります。残っている歯根やインプラント支台周辺の衛生管理にじゅうぶん気を配る必要があります。

     

  • オーバーバイト

    【読み方】おーばーばいと

    オーバーバイトとは、正面から噛み合せた時に下の前歯が確認できなくなる状態の事です。

    上下の歯を噛み合せた際に、上の前歯が下の前歯の前側に被さってしまいます。
    程度の強いものになると虫歯のリスクが高くなり、呼吸に関する不具合も出てきますので治療が必要です。

  • オープンバイト

    【読み方】おーぷんばいと

    オープンバイトとは、開咬(かいこう)のことです。

  • 親知らず

    【読み方】おやしらず

    親知らず(親不知)とは、下顎第三大臼歯、上顎第三大臼歯の事を指しており、知歯とも呼ばれます。

    前は成人後に生えてくる歯と考えられていましたが、最近では未成年でも生え始める事があります。

    親知らずは口腔内にトラブルを起こす可能性の高い歯と考えられています。
    原因の一つとして現代の人間の顎には親知らずのスペースがないと言われており、結果的に歯並びが悪くなる場合があります。

    また、抜歯にも非常に大きな身体的負担がかかり、医療技術が発展する以前は親知らずに関係する炎症が原因で死に至るケースもありました。

  • オールセラミック

    【読み方】おーるせらみっく

    オールセラミックとは歯のクラウン(かぶせ物、差し歯)やブリッジ治療における金属を使用しない最新の治療法です。
    保険適応外となります。

  • オールポーセレン

    【読み方】おーるぽーせれん

    オールポーセレンとは、歯を修復する材質が全て陶器でできており審美性の高い被せ物の事です。

    メタルボンドとオールポーセレンの違いは、オールポーセレンジャケット冠は金属の裏打ちがなく透明感が出る、金属アレルギーに対する心配がない、などに対し、メタルボンドは被せ物と歯の間に隙間ができづらく歯槽膿漏に強い、強度が非常に高く、割れた場合も金属で覆っているため虫歯にかかる心配がない、などになります。

  • オンレー

    【読み方】おんれー

    オンレー(アンレー)とは、技工所で作られる歯の先端、そして隣の歯と密着している部分を覆い復元するものを指しています。

    稀にインレーと混同される事がありますが、インレーは虫歯でできた穴を埋めるもの。対してオンレーは噛む面を全体的に覆う形で材料が被せられ、歯の強化にもつながる治療法と、明確な違いがあります。

    治療回数はインレーと同じ様に最低二回は必要です。
    印象をとり、その型を基にして技工所で作られ、次の診療で装着されます。その後、噛み合わせ調整なども必要になりますので多少時間はかかるでしょう。

    英語では「onlay」と書きますが、「オンレー」ではなく「アンレー」と呼びます。