「さ」の歯科用語一覧

「さ」の歯科用語一覧

  • 細菌検査薬

    【読み方】さいきんけんさやく

    細菌検査薬とは、生体中に存在している細菌を調べる際に使われる試薬のことです。

    歯科においては、主に唾液中の歯周病やう蝕(むし歯)に関わる細菌の数や種類を検査するために使われます。

    歯周病やう蝕(むし歯)の原因となる細菌は1つだけではありません。その種類を特定することで、より的確な診断と最適な治療法を選択するための手がかりとなることがあります。

    自力での口腔ケアが難しい高齢者や病人の場合には、口の中の衛生管理や全身状態を確認するための細菌検査が行われることがあります。

  • 最終義歯

    【読み方】さいしゅうぎし

    最終義歯とは、治療義歯の白い部位を最終の材料に置き換えた義歯の事で、葉の部分は主に陶器の材料として使われる陶歯を用いるため、すり減りが非常に少ないのが特徴です。

    最終義歯の完成までには、様々な工程を踏まえる必要があり、安定した最終義歯を作成する為には、しっかりとした治療用義歯を最初に作成します。

    治療用義歯を利用して最終義歯の型とり、かみ合わせとりを行い、噛んだ時や装着時に違和感のない自然な最終義歯が完成します。

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  • 再生医療

    【読み方】さいせいいりょう

    再生医療とは、失われた歯をその人の細胞を培養することによって再生する新しい医療のことです。

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  • 再石灰化

    【読み方】さいせきかいか

    再石灰化とは、唾液の働きによって歯を構成しているカルシウム、リンなどが歯から溶け出しPH(酸性度)が中性になった時、一度溶けた成分が歯の表面に戻る事があり、これを再石灰化と言います。

    初期の虫歯ができた段階でプラークコントロールを行ったり、フッ素を応用する、間食を控えるなどの心がけを行う事によって再石灰化が起こり、健康な歯面に戻せます。
    ここで言う初期の虫歯とは、ホワイトスポットが歯面に出来ている程度の痛みや違和感を伴わないものの事です。

    関連用語
  • 在宅歯科診療

    【読み方】ざいたくしかしんりょう

    在宅歯科診療とは、身体が不自由で歯科医院に通院する事が困難な人のために設けられている歯科診療形態で、受付窓口は各歯科医師会、在宅歯科診療を行っている歯科医院になります。

    特に寝たきりの人は一見普通に見えて、歯が折れていたり、義歯がフィットしていない、歯茎の腫れに気がつかない、などの口内トラブルが多々あり得ます。
    そういった場合に歯科医師が訪問診療し、口内の健康状態を診断する事は健康管理の上でも非常に重要です。

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  • サイナス

    【読み方】さいなす

    サイナスとは、歯科領域では主に上顎骨の上部に位置する空洞のことを指します。

    歯周病の影響などで歯が抜け、それをそのまま放置しておくと、歯が生えていた歯槽骨は退化して減ってしまいます。

    歯科インプラントを行う場合、歯槽骨の厚みが足りないと、インプラントの支台を安定して埋め込むことはできません。

    そこで口の中から鼻の空洞に穴を開け、上顎洞を覆っている粘膜(シュナイダー膜)を上顎洞からはがして、それによってできたスペースに、人工骨や口腔内の別の部位から採取した自家骨を移植することで、インプラント体の埋入に必要なだけの骨の厚みを確保する「サイナスリフト」という手術があります。

    手術と同時にインプラント体を埋入する場合と、手術後骨ができてからインプラント体を埋入する場合があります。

  • サイナスリフト

    【読み方】さいなすりふと

    サイナスリフトとは、歯科インプラント治療において行われる骨増成手術の1つです。

    上顎臼歯部の上部にある上顎洞(上顎の空洞になっている部分)は、個人によって洞底線が下側まで伸びている事があります。

    インプラント体を埋め込む時に必要量の骨を確保する事ができない場合に、上顎洞粘膜を上顎洞から離し挙上させ、それによってできたスペースに人工骨、他部位の骨を移植する事によってインプラント手術に必要な骨の量を獲得する手術をサイナスリフトといいます。

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  • サージカルステント

    【読み方】さーじかるすてんと

    サージカルステントとは、インプラント手術の時にインプラントを埋め込む位置の確認のために使用される透明樹脂のマウスピースに似た型の事です。
    また、止血や患部保護の目的で使用される歯科器具の事を指す場合もあります。

    インプラント治療の際に使われる事が多く、サージカルステントの他にエキスプローラーなどが使用される場合もあります。
    具体的には歯肉を開いて、インプラントに土台を接続する際、カバースクリューの位置を確認する為の装置として使われます。

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  • 差し歯

    【読み方】さしば

    差し歯とは、重度の虫歯などを治療した後に残っている歯根の部分に土台となるコアを埋め込み、その上に装着するかぶせ物のこと。

    差し歯にはオールセラミッククラウン、ゴールドセラミッククラウン、スタンダードセラミッククラウンなどがあります。治療期間は最短で2回、コアを埋め込む場合は最低3回の診療が必要です。

    ちなみにコアとは、削った部分の範囲が広く、詰め物だけでカバーする事ができない時に、歯の強度を増す目的で埋め込むものです。

  • サホライド

    【読み方】さほらいど

    サホライドとは、虫歯の進行を止める薬品の事です。

    薬品の成分はフッ化ジアンミン銀で、虫歯になった部分に銀が吸着し、虫歯の進行をある程度阻止する事ができます。

    銀が付着する薬品ですので、虫歯部分の歯は真っ黒になります。
    フッ化ジアンミン銀は簡単に言うとフッ素と銀で作られており「フッ素は歯を黒くする」という話を聞いた事がある人もいると思いますが、これは間違いであり、歯を黒くするのは銀の方です。

  • サムガード

    【読み方】さむがーど

    サムガードとは、乳幼児の母指吸引癖を防止するための手段として、たこができた指に装着させる指サック状の治療具の事です。

    5歳から6歳の段階での指しゃぶりは歯列、顎に影響を与え開咬などの症状が出る可能性もある事から、それらの防止装置として使用されます。

    ただ、サムガードの使用に反対する声も多く挙げられています。
    理由は母指吸引癖は多くが自然と解消されるもので、子供に無理をさせ装着すべきではないなどです。サムガードの使用は母子共に理解した上で取り入れるべきでしょう。

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  • 暫間固定法

    【読み方】ざんかんこていほう

    暫間固定法とは、歯周病など何らかの原因でぐらついてしまった歯を両隣の歯などと一時的に固定させて、かみ合わせやブラッシングに耐えられるようにする処置の事を言います。

    主に歯周病で痛くてものを噛めないときにすぐに行うと効果的な処置法で、歯周手術を行う予定の患者にも行われる場合があります。

    暫間固定法の方法は、金属製のワイヤー、接着性レジン、プラスチック製の仮歯などを使って、あくまでも仮の処置をします。治療終了後に永久的な歯の固定を行います。

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  • サポーティブ・ピリオドナル・セラピー

    【読み方】さぽーてぃぶ・ぴりおどなる・せらぴー

    サポーティブ・ピリオドナル・セラピー(歯周サポート治療、supportive periodontal therapy)とは、歯周治療が終わった後、歯周病の再発を予防するために歯科医が行うメインテナンスサポートのことです。歯周病のリスクが中程度から高いレベルの患者さんの再発防止と、再発時の早期治療を目的としています。

    歯周病は日々のケアがとても重要で、いくら治療をしても後のメインテナンスが行き届かなければすぐに再発してしまいます。

    そのため、自宅でできる正しい歯磨きや歯周ケアの方法を患者さん自身に実行してもらい、患者さんには把握できない微妙な変化や細かな対応を歯科医が担当し、効果的な歯周病の予防を目指します。

    歯科医院によって違いますが、プラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、PMTC、咬合調整等、清掃指導、フッ素塗布等の治療が主体となります。