セグメンタル・オステオトミー
【読み方】せぐめんたる・おすておとみー
セグメンタル・オステオトミーとは、主に出っ歯の治療に用いられる「顎骨分節骨切術」のことです。
基本的な方法としては、まず、第一小臼歯(一番大きな前歯から奥に数えて4番目の小さな臼歯)を抜歯し、そこの空間から顎骨に切れ込みを入れます。
そして、第一臼歯と第一臼歯に挟まれた前歯6本を、骨ごと後ろに引き下げて結合します。
出っ歯と言っても、歯の傾きによって前に突き出ているものと、顎自体が前に出ているものがあります。
顎自体が前に出ている出っ歯の場合は、セグメンタル・オステオトミーが適応になる場合があり、大きな病院の口腔外科でも行われている手術方法です。