歯肉増殖症(しにくぞうしょくしょう)

歯肉増殖症

【読み方】しにくぞうしょくしょう

歯肉増殖症とは、炎症性歯肉増殖症、薬物性歯肉増殖症、特発性歯肉増殖症と、原因によって3つのケースに分けられる病気で、その名の通り歯肉が増殖している状態の事を指します。

炎症性歯肉増殖症は、歯周炎や歯肉炎が原因で起こり、薬物性歯肉増殖症は坑けいれん剤の副作用の一種で起こり、歯の間の歯肉が徐々に大きくなって増殖します。
また、特発性歯肉増殖症は、原因が不明である場合が多く、遺伝や分泌液の異常などと考えられています。

これらの歯肉増殖症の共通した症状は、痛みはないが歯肉が硬く腫れ上がり、ひどい時には歯が隠れるぐらいになります。その影響によって歯並びが悪くなる事もあります。

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