多形性腺腫(たけいせいせんしゅ)

多形性腺腫

【読み方】たけいせいせんしゅ

多形性腺腫とは、以前混合腫瘍と呼ばれていた疾患で、上皮成分と間質様組織成分が混在した見た目を持っています。
腫瘍と言っても良性腫瘍である場合がほとんどです。

症状は腫瘍ができている部分が腫れる程度の場合もあれば、痛みを伴ったり、顔面神経麻痺を生じる場合もあるなど様々です。
良性腫瘍ではありますが、放置しておくと悪性腫瘍に転化する可能性もあり、早期に摘出する必要があります。
予後は基本的に良好で死に至る可能性は極めて少なく再発もほとんどありません。

この用語も調べられています